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2013年2月

SD手帳:幅広金具付バインダー改修法をまねる

2013/02/25(月)

 ネット上で改修工作の方法が投稿されてありました。
システムダイアリーの”幅広バインダー”のストレスを一蹴するための実力行使 #techo #systemdiary #手帳

(1)手持のSDバインダー

 わたしも1冊だけ「SD幅広金具付きバインダー」を持っています。
SD手帳に出会ったころ、
B-2:ビニールバインダー
BW-2:幅広金具付ビニールバインダ-
を使い始めました。
○使い込んでいくと、ビニール表紙の経年変化で「よれよれ:波打ち状態」になった。
○それ以降、革バインダーに乗り換えています。
○また、B-22:防汚加工のビニールバインダー新製品が発売になったので、昨夏から試用中です。
 夏冬を経た現時点で「よれ」は出ていないです。

(2)幅広金具付きバインダーの横幅を切断工作

 さて、本題のBW-2:幅広金具付ビニールバインダ-改修の件です。
○上記のネット情報の改修方法をまねて、当方も工作しました。
○表裏とも横幅を8mm切り落し。(B-22バインダー横幅に実物合わせ)
○切口部分を製本テープで包み込む。
○これで、SD手帳本来の手になじむ横幅になりました。
 ちょっとした差ですが、つかんだ感触がよくなりました。

(3)ビニール表紙の構造

 切断工作の段階で気づいたこと
○横幅を短縮切断した切口を観察すると、白い中板:柔軟な発泡樹脂板が挟まっている。
○おもて表紙にはさまっている中板は平面状、裏表紙にはさまっている中板は軽い波打ち:2山の「よれ」があります。
○裏ビニールにも軽い波打ちがあったのはこれのせいか?
○中板の高さ幅がビニール内できつすぎ、熱伸縮度の違いでしわ寄せができたのだろうか?
○とりあえず、裏側の中板の高さを2mm弱短めに切断して、はさみこみ直した。

○この幅広バインダーは、当初から机上での使用がほとんどでしたし、10年以上も抽出のなかで背を下にしてしまい込まれていた。
○今回の切断改修で「よれ」がなくなったので、経過観察してみよう。

書見台改修:全面アクリル押え板

さらに拡張工作の記事を記述しました。
 →:書見台改修-上下反転、拡大工作

2013/02/13(水)

(1)卓上書見台のページ押え板

 数年前に購入して随時使用していた木工製の書見台に改修工作をしました。(写真参考)
Photo

○ページ押え板(元の押え板:写真手前側に取り外し)が9cm×3cm程度の小さな木製板であるため、
・ページ下部の押え板付近の文字が見えないことがあったり、
・ページ上部の押えが効かず、開き度合が不十分の場合があります。
○従来は、ページ上部を大型目玉クリップではさんで、開き度合をよくすることもしていました。

(2)ページ押え板を透明アクリル板にする

 そこで、改修を思い立ちました。
押え板の材質を透明なものとして、幅ももっと拡張したものにしようと考えた。
○近くのホームセンターで、「透明度抜群アクリル樹脂板」を見つけました。
○寸法が180×320×3mm厚のものを購入。
(本当は5mm厚が最適なのだが、価格差500円につられ3mm厚を選択)
○これ1枚をアクリル切断すれば
・180×290×3:全面押え板
・180×30×3:下部押え板(幅広)

2つを作成できます。

(3)全面アクリル押え板が快適です

○実際、アクリルカッターで2つに切断し、両方ともに穴開け、切込み工作をしました。
○組立ては、全面押え板をまず実行。
○アクリル厚さが3mmなので、ワッシャーを3枚ずつ挟み込んで厚さ増ししてネジ止め。

 これで、実際に本を置いて効果を試してみた。
○上下ともにページ開き具合が十分に確保でき、読みやすい。
○180mm高さのアクリル板は、ほぼ新書版と同じ高さなのでページ開きが完璧です。
○ページめくりでは、押え板を持ち上げる動きがけっこう長くなります。
○両手を使う操作が必要です。

 「透明度抜群」の売り言葉は本当ですね。すばらしい。
これでOK。アクリル下部押え板(拡幅)の試験はせずにおきましょう。
○アクリル板の工作をしなくても、書見台の本の上に「透明度抜群アクリル樹脂板」を乗せるだけで効果抜群を満喫できるかもしれません。

日本語の動詞:「さ入れ言葉」を解剖する

2013/10/29(火)
 日本語の自・他動詞ともに態(ボイス)は「自発能動系統/動作強制系統」が鏡像関係、双対性があるとの考察に思い至りました。
どうぞ、日本語文法:ら抜き・さ入れ言葉の存在証明日本語動詞:態の双対図表(後半)日本語動詞:態の双対図表 をご参照してください。

○「動詞の態双対環」模式表記:(思考実験の結論として追記挿入)

    能動態   ・・・・・   強制態     ・・・・・・・   二重強制態
   /   \         /   \(使役態)   二重 /   \二重
 結果態  可能態  強制結果態 強制可能態    強制結果態 強制可能態
   \   /         \   /             \   /
    受動態   ・・・・・  強制受動態   ・・・・・・   二重強制受動態

2013/02/05(火)
(1)「休む」動詞の関連動詞

 日本語の動詞では、一つの動詞語幹から関連するいくつかの動詞が派生している場合が多い。
○動詞:休むには、
 ・休ませる:(下一他)
 ・休まる:(五段自)
 ・休む:(五段自)
 ・休める:(下一他)
 が辞書形として「新版国語辞典」に載っている。
○各動詞の意味の説明は、あまり適切ではないなぁと感じている。
 ・休ませる=休める:的なもたれあった説明だなと印象に残る。
○「休む」行為をして「休まる」状態になるとの説明には同感です。

 日本語の言語運用メカニズムを説明する「文法則」の視点で動詞の派生を考察したほうがよいのではなかろうか?
○事態(ボイス)との関係を含めて説明すると効果あり。
 ・休む:人・動物が活動を止める/人が会社、学校を欠勤、欠席する。
 ・休める:(自・可能形)、(下一他)(人の)器官、機能を休ませること。
 (手を休める/箸を休める)
 ・休ませる:(休むの使役活用形なので、見出し語に不適切)
 ・休ます:(休ます=休むの他動詞化)人や家畜などを休ませること。
 (同じ使役動詞ならこれを見出し語に採用すると利点がある:文語体でもよいのでは?)
○母語として日本語を体得した人なら、事態視点での意味が納得しやすいでしょう。
○新規学習者には、言語運用メカニズム(文法)としてつかんでもらい、事態(ボイス)練習すれば上達が早いのではないか。

(2)「休まさせる」の図解的説明

「休まさせる」事態:
○指令者が発話側の場合
・「①指令者は(②受命者が③対格者を休ませる)ように(休まさせる)指示を出した」
・「①指令者は(休まさせる)ように受命者に指示し、②受命者が③対格者を(休ませる)」
・「①指令者が②受命者に(休まさせる)ように指示した」
・「③対格者が(休む/休める:可能形)」
つまり、
①指令者が行う行為は「休まさせる」という使役使役の指令です。(強制使役:二重強制)
②受命者が行う行為は「休ませる」という使役動作です。
③対格者が行う行為は「休まされる」という使役受身の動作です。
この思考実験によれば、
登場者が行う行為を正確に区別して実感できます。

○受命者が発話側の場合
・「②受命者は(③対格者を休ませる)必要があるので、①指令者に(休まさせる許可をください)と申し出る」
・「①指令者に(②受命者が③対格者を休ませるための指令を出してください)と②受命者が頼む」
・「③対格者が(休む/休める:可能形)」

 休ませるための指令とは、「休まさせる」行為です。結局のところ、
①指令者の行為:使役使役の行為
②受命者の行為:使役行為
③対格者の行為:使役受身
です。
この考察をさらに俯瞰的に広げると、
①指令者行為:使役動詞「休ます」語幹から使役形へ派生活用した→②に「休まさせる」。
②受命者行為:能動態なら「休む」語幹から使役形へ派生活用した→③を「休ませる」。
 受動態ならば、①に「休まさせられる」。
③対格者行為:能動態なら「休む」、または「休める:可能形」。
 受動態ならば、②に「休ませられる」または①、②に「休まされる」で表される。

(3)「休まさせる」事態の活用俯瞰図表

 上記の説明文を図表で表す。

Photo

 日本語の言語運用メカニズムの特長は、登場人物がそれぞれの立場、視点で主格に立つ言語表現が可能であること。
その視点で図表を眺めていただくとわかりやすいです。
長々と説明してきましたが、結局のところ、 
○「休まさせる」=「休ます:の使役形」です。「休む」の使役形ではありません。
○ですから、「休まさせる」と聞いて「休む」を思い出してはいけない。「休ます」の使役状況を想定したい。
○ということを説明しています。

日本語の動詞:「さ入れ言葉」は階層化社会を映し出す

2013/10/29(火)
 日本語の自・他動詞ともに態(ボイス)は「自発能動系統/動作強制系統」が鏡像関係、双対性があるとの考察に思い至りました。
どうぞ、日本語文法:ら抜き・さ入れ言葉の存在証明日本語動詞:態の双対図表(後半)日本語動詞:態の双対図表 をご参照してください。

○「動詞の態双対環」模式表記:(思考実験の結論として追記挿入)

    能動態   ・・・・・   強制態     ・・・・・・・   二重強制態
   /   \         /   \(使役態)   二重 /   \二重
 結果態  可能態  強制結果態 強制可能態    強制結果態 強制可能態
   \   /         \   /             \   /
    受動態   ・・・・・  強制受動態   ・・・・・・   二重強制受動態

2013/02/01(金)
(1)話者+聞手+第三者の事態

 日本語の動詞「さ入れ言葉」の正しい理解法
で私考を記述したように、
○「さ入れ言葉」が使われる「事態:シチュエーション」を考察すると、話者と聞手の他に第三者が存在します。
○その「第三者の存在」を見抜く必要がありそうです。

文例:「休まさせてください」
○「休ます」使役文+「(さ)せ~て」使役形+「ください」話者再帰もらい形。
○「(さ)せて+ください」話者再帰使役形。
○全部を結合させると、
 「休まさ+(さ)せ~て+ください」
 となります。
○「さ抜きで=~せてください」言葉として「休まさせてください」を発言しているのです。
○現在、「さ入れ言葉」だと騒がれているのは、ほとんどこの形でしょう。

 「さ」は入っていないのです。
おそらく、使役動詞(辞書形そのものが使役表現)を使うケースが増えたから目立つのでしょう。
文法則としては正しい活用法です。

(2)使役受身形には慣れている

 通常、使役動詞(辞書形)をもとにした受身活用形には慣れているはすですね。
○休まされる/立たされる/書かされる/読まされる/食べさされる/作らされる/歌わされる/任される/働かされる/歩かされる/驚かされる/担がされる/出さされる/待たされる/

 では、上例の言葉から「さ抜き」すると
○休まれる/立たれる/書かれる/読まれる/食べ(ささ)れる/作られる/歌われる/任(さ)れる/働かれる/歩かれる/驚かれる/担がれる/出される/待たれる/
○(さ抜き)できない動詞は、本来意味的に根っからの使役型動詞、もしくは「自動詞なし」なのでしょう。
○(さ)なし形は、意志行為動詞(自動詞/他動詞)の受身活用です。
○使役動詞をもとにした活用が表現する意味とは大きな違いがあります。
○この意味の違いを無視できません。

(3)使役動詞を更に使役形で活用する

 「休ます」「立たす」などを使役活用すると
○休まさ+せる/立たさ+せる
○書かさ+せる/読まさ+せる/食べささせる/作らさせる/歌わさせる/任させる/働かさせる/歩かさせる/驚かさせる/担がさせる/出ささせる/待たさせる/
と表現できます。
○この表現が描き出す事態、情景、人間関係を理解してほしいものです。
○話者として「休ませる」と言うときと、「休まさせる」と言うときの意味の違いをどう感じますか?
○話者として「休ませてください」と言うときと、「休まさせてください」と言うときの差をどう感じますか?
○聞手として「休ませてください」/「休まさせてください」を聞いたときの差はどうですか?

(4)使役の使役は、行為の下請出し

 一段の使役行為ならば、話者が自分から行う動作です。
○話者が自分から指示するなり、再帰的に自分に行為させる動作。

 二段の使役使役行為ならば、話者が他者から指示・行為を受ける動作です。
○話者が聞手または第三者(上役など)からの指示(許容)を受けて、自分が代理指示するなり、再帰的に自分に行為させる動作。
 つまり、「二段使役が表す情景は行為の下請出し」という類推ができる。

○聞手には「行為の下請出し」を感じにくいかもしれない。
○話者の心理では、まさに「行為の下請状態」を実感しているから、「二段使役の表現」をするわけですね。
 話者が「行為下請けの弱い立場にいる」と感じているから、「自分の意思表現:一段の使役」ではハードルが高すぎて、自然と「二段使役の表現」が出てしまうのです。
○「二段使役の表現」は文法則に従ったもので、これが悪いわけではありません。

(5)階層化社会が必然的に陽を当てさせた「さ有り言葉」文法則

 非正規労働や派遣労働の増加風潮が社会全体を階層化してきて、働き方や行為の表現にも影響を与えているのか。
○「さ入れ言葉」文法則が理解されることを願うと同時に、「行為の下請出し」側=「行為の元請人」側の対応を改善してほしいものです。
○話者に「信頼と責任」を持たせ、「下請心理」を払拭させ、「共同作業」と位置づける、
 元請側が気配りする。それが大事だろう。
○その気配りが「大国病」から抜け出す鍵になるはずです。

 社会現象に類推を求めて記述しているのですが、当人は大いにまじめに思考実験しています。

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