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日本語文法:修飾、副助詞、接辞、膠着?

2013/03/19(火)

(1)金谷本の再読:『英語にも主語はなかった』

 『英語にも主語はなかった』金谷武洋:講談社選書メチエ:2004年1月10日
を-:再読、}:斜め読みしている。):
能動/受動双対関係の文型記号を-:試したり}:思考したり}:している>:と、金谷本の「虫の目」が-思い出された。(:
金谷曰く}:
現代の英語が-:「神の目」視線で言葉をつむぐ>:のと-:くらべ、}:日本語は*:「虫の目」視線で-:ことばを-:発する。):

(2)金谷本での角田太作/寺村秀夫論評

 本題の「虫の目」に-:入る>:前に-:読み直して}:再発見した>:ことを-:記す。):
金谷曰く}:
角田太作は『世界の言語と日本語』で英語におけるDoの大活躍ぶりを理由に「万能助動詞Doは他の言語に見当らない珍しいものである」とも「英語はこれらの点で実に特殊な言語である。決して、人間言語の中で代表的な、標準的な言語ではない」とも述べている。言語類型論(タイポロジー)の分野の専門家で世界の130にも及ぶ言語を比較検討した上の言葉だから説得力がある。
と-:金谷本に記述がある。):
また、金谷曰く}:
(三上章:主語廃止論・述語一本立て)寺村秀夫が三上文法の学問的後継者と見なされているが、日本語学派の「三上離れ」は寺村自身が種を蒔いたものだ。それは『日本語のシンタックスと意味(1)』を読むとよく分かる。こういう箇所がある。
 --日本語では、補語は、シンタクティックには、任意要素である。
  また、述語の性質によって、ひとつだけのことも、2つ以上のこともある。--
「述語が補語を少なくともひとつとる」というのは、明らかに三上の「述語一本立て」の主張に反する。
(三上が注目した話者の心的態度のムード/コト二分法)を寺村は発展させ、豊かな研究結果と学問的後継者を多く出した。その反面、三上文法の生命線である「述語一本立て」が背景に押しやられるという弊害を生んだ。と-:金谷本で記してある。):

○今回、-:金谷本を-:再読して}:角田太作/寺村秀夫の業績が-:記述されて{:あることに-:気づいた。):
○「人魚構文」新聞記事に-:触発されて{:角田論文を-:ネットから-:引出したり}:「連体修飾節+被修飾名詞」関連論文を-:検索・ダウンロードして}:思考実験した>:直後でしたから、}:これもまた、おもしろい>:巡り合せです。):
○寺村書籍を-:直接でなく、}:「連体修飾節+被修飾名詞」(関係節)について-:後継者が-:発展分析した>:もの2編のPDFを-:読みました。):
○角田論文も-:分析手法など関係節と同様な論調では-:ありますが、}:肝心な結論が-:無残なものです。):
○「人魚構文」=「動詞述語文(意味完結述語文)+名詞だ」と-:定義された。(:
(関係節)「連体修飾節+被修飾名詞」と-:比較検証する>:場合、-:関係節内で述語文が-:完結し}:被修飾名詞が-:意味論的に完結文の外に出ている>:構文=「外の関係」の構文を-:対象にすべきです。): 角田論文では-:関係節に対する例文に-:内・外の構文を混用している。):
 「外の関係」の関係節は*:人魚構文と-:なにか違いが-:ありますかね。):

○角田結論は*:端的に言えば、「動詞述語文>:名詞だ):」を-:「大きな名詞述語文」だ}:と-:みなす}:よりも-:「動詞述語文+名詞接辞(複合述語=動詞と名詞の複合とみる)」と-:解釈する>:ほうが-:言語の一般文型に-:適合させ得る。):と-:記述した。):
なんとも無残で}:日和見的な結論に-:なったこと。):
○角田論文も-:「主語のない名詞文」に-:耐えられない>:という立場なのでしょう。):
○日本語文法の現状は、*:日本語の膠着語としての振舞いに-:惑わされて{:語尾に-:いろいろな語句が-:連結されて{:いく>:「たび」に-:その接辞機能を-:分類する>:ことで-:なりたっている。):
○一般大衆の言語運用メカニズム(文法則)が-:働く>:原点・原典は*:もっと根源的な>:弱くても-:切れない>:法則に-:支えられて{:いる>:はずだ。):
○広く適用できる>:「連体修飾節+名詞」=「大きな名詞節」の文法則のほうが-:はるかに優れている。):

(3)「虫の目」視点

 本題にもどりそこねて、今回は「虫の目」視点をまとめられなかった。別の機会にまわしたい。
「述語一本立て」:金谷武洋ならば、角田論文:人魚構文の解析法を何と評価するのだろう。

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