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実践哲学「生き方」稲盛和夫

2013/05/06(月)

 『生き方』稲盛和夫:サンマーク出版:2004年8月10日初版、
 2013年2月5日第81刷
を一気に読み終りました。
内容は人間として一番大切な「生き方」を主眼に実践哲学したもので、直接の会社経営の手順を説くものではありません。
「人生をどのように生きるか」を深く考える、哲学することをていねいに書き示したものです。

 わたしの「万有資源活用法」は自分なりの実践哲学を思考していますが、「人生の生き方」にまで深く思考がおよびません。
組織的な事業企画を実行する一員として、「どうしたら任務責任を果せるか」を思考した程度です。
思考実験の結果は、
○「万有資源活用法」=現有資源(人・物・金・組織)の活用法
 +創造資源(検証・調査・改善・研究・経営規範)の創出法
 =PDCAサイクルの高速最適化の継続。
と、
○「万有資源活用4法則」=
 ①人理法則=人的資源の義務・責任を果すための法則:
 ②物理法則=物的資源(部材、製品、設計)の物性を曲げずに活かす法則:
 ③事理法則=資金資源(経理、事務処理)の適正法則:
 ④倫理法則=組織資源の社内外連携の適正法則:
  広義に解釈すれば社会倫理につながる:
の2つです。

 稲盛本 第1章 思いを実現させる
の部分で、『現実になる姿が「カラー」で見えているか』という節があります。
わたしも共感しました。
あらたに創り出すものをどれだけ確実な姿で想像できるか。

 わたしのささやかな経験で置き換えてみると、例えば、大規模修繕で新設設備や改善工事の事例です。
(組織のしばりがゆるやかな例です)
○修繕委員会や総合定例打合で議論して改善設計図が作成、提示される。
○「設計図」をどれだけ深く読みこなすかが工事の成否を決める。
○修繕委員側要望の真意が組み込まれていない機能不十分な設計、付随処理を見落した設計などがそのまま「設計図」に隠れています。
○どれほど「きれいな設計図」を目にしたとしても、それを検証しなければ意味がありません。
○「設計図どおりに製作されたら、完成した姿がどうなるか」を想起して検証する必要があります。
○この「検証の重要性」を素人の修繕委員が気づかないこともありえます。
 わたしも席上では気づかなかったが、次回の会合までの間に資料や設計図を復習、予習することで「設計図に潜む不足部分」を見つけることができました。
 (3、4回ありました)
○「検証の重要性」をおろそかにしているのは、設計事務所も元請施工業者も同様です。
・設計図を下請担当、下請業者に任せてしまい、会議要望の内容が消化不良のまま図面化されたり、
・修繕委員からの「検証結果:ダメ出し」を受けても全体意見だと把握しない。
 真剣に考えないで、改修案を次回に再提出しない。
・「設計図」への質問に対して、元請現場事務所長が設計構造を説明しない。
 『その点は十分考慮してありますので、お任せください』と言う。
 (これは悪質業者の常套句でもあり、要注意です)
○『思い』(修繕委員会)を
 『実現させる』(設計事務所、施工業者)が
 バラバラになっていては成立しない。
○身近な小さな事業企画の『思いを実現させる』ためにも、大いに参考になります。

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