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人類哲学への道筋

2013/08/24(土)

(1)人間中心哲学から抜け出す

 『人類哲学序説』:梅原猛:岩波新書:2013年4月19日
を読んで、思考実験しています。

 現代哲学が人間中心主義に片寄り過ぎている。その影響が実世界に現れて各種の紛争の元になっている。という認識で哲学実験を続けます。
○梅原本では、ひとつの解決策が日本文化の底流にある「草木国土悉皆成仏」だろうとある。
○究極の表現では「万物対等主義」を標榜するのだろうか。

 まず、順を追って考えよう。
○哲学の進化する道筋が
・人間中心主義→人類対等主義→万物対等主義→万物哲学→→人類哲学なのだろうか。
・中心主義→対等主義へ進化させる意義は大きいし、壮大な事業だろう。
○人類間の対等哲学への処方せんが見つかるのか。
・白人→黄人→黒人の不平等は長い歴史のなかでも解決していない。
・民族間、宗教間の対立も根深く、武力紛争が絶えない。
○万物対等とは、人も石も木も太陽も銀河も宇宙も水も火も虫も魚も陸も海もすべてが対等な存在意義をもっているということ。
○万物対等を実現する万物哲学とは、生物も無生物も体現し得る哲学なのか。

(2)万物に「固有の生き方」があり

○人間社会や組織のなかで人々は複合的に構成されて、歯車の一つとして働くしかないのか。
○会社・企業が100年以上に永年存続するためには、真理に裏づけられた極意が必要かもしれない。
○極意のなかの一つには、普遍的な対等性・公平性に立脚すべきだという哲学があると推測する。
○つまり、歯車であっても、きらりと輝く歯車であるはずで、「集団のなかでの生き方」を学習できる仕組があるだろう。
○「協調性と迎合性」を峻別できれば素晴らしい。
○これらは草木国土にとっては簡単なことかもしれない。人類にはむずかしいことか。

(3)経済力が「固有の生き方」に影響を与える

 利権や資産の有無が「固有の生き方」を左右するだろう。
○富の格差が許容される範囲を哲学的に線引できるのだろうか。
○人間中心主義が科学技術の発展に寄与して、社会の富を伸してきた。
・人類対等主義の道はその富を平等に分配していく時代につながるのだろうか。
・発展途上国に向けられる経済活動の大きさは加速されているから、富の流入が加速されるのは間違いない。
・それで対等主義が根づくだろうか。
・それとも人間中心主義の成果だと見るのか。
・経済力の対等性には人間中心主義が有効だが、人類の対等性には無力だという証明か。

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