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日本語:複主体文型の補述スタック演習

2016/01/05(火)

 日本語の構文を考えるとき、基本文型だけでなく、態動詞文型や文脈依存の省略文型、複主体文型を考察することが実用的研究になる。(今回は複主体文型の補述スタック演習を記述する)
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 以上、3回にわたり「補述スタック演算・演習」の方法を用いて、基本4文型を基礎にして、態表現や省略文、複主体文に変化したとき、それぞれ4文型がどのように変化するのかを考察してみました。

ここで、「スタック演習方法」の内容を見直しておこう。
〇日本語構文の考察を補述スタック演算方法で考えましたが、説明不足があります。
①動詞文では動作主と動作述語の照応関係が強いから、スタック底で同一レベルになる。
 態動詞文型を補述スタック対応させたときに動詞の照応関係の強さが端的に現れるのを実感できます。
 名詞文、形容詞文では、主体と離れた客観的属性表現の品詞そのものが添加的に述語となり、
 名詞・d[e]-a[ru]、形容詞・k[u]-aruによる膠着形式をとるから、
 主体との照応関係が間接的になり、スタック底が浮くことになります。
②文末での補語・述語スタック底の位置が同一である(望ましい)場合と、位置が浮き(↓文意→)で
 埋め合せる場合の言語的な違いはなんだろうか。
 (コンピュータのスタック操作で底の位置が浮き続けたらパラメータの受渡しに支障が発生したり、
 メモリー領域が溢れかえったりします。正しい計算結果が保証されません)
③「補述スタックの底の違い」は、日本語だけに起る問題ではないだろうと思うので当面触らない事にします。


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