日本語構造伝達文法12年版を独習する4
2015/04/08(水)
今泉ネットPDF本から「日本語構造伝達文法」による構造モデルの考え方を「態の双対環」方式と対比させて解釈する図解の続編を載せます。
・自他交替動詞の続き2例を対比図解してみました。
図解参照
〇自他対応・使役交替に活躍する機能接辞-eru、-aru、(-ar・eru)が、語彙的には自他交替に関わり、文法的には態の可能態、結果態(受動態=結果態+可能態)に関わっていると確認できました。
〇解釈法比較図の前・続4例を見て、
それぞれ「登場人・物と動詞述語の関わり方」が可能態、結果態、受動態で特定の構造になると感じていただけたのではと思います。
〇その特定の補語述語関係の構造モデルを会得しておけば、「態の双対環」操作での応用力も向上するだろう。
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