カテゴリー「日本語文法」の392件の記事

2025/12/09

新日本語述語文法ー再始動4

新日本語述語文法ー再始動4

 【報告相】や【基本構文論】についての概要は、前々回の【新日本語述語文法−再入門(6,7,8)シリーズに「新手法」の考察を開示しました。それを起点にしてここでは、【構文相】と【報告相】の使用法・関連性を【構文論】の検討視点から解き明かしてみたい。


【日本語構文論】
 『述語文法』の「新手法」として長らく構文論の考察で迷走したのち『一般基本構文型』にたどり着いた。【構文相】概念に助けられての成果でしたが、まだ【報告相】の概念創造の必要性に気づいた程度でした。つまり、未完成の【報告相】の穴を補ってくれたのは、【名詞/名容詞文節の述語構文相と、名詞述語律】の概念です。
【名詞文節述語律:指定律/措定律/推定律/伝聞律】が【名詞文節の報告相】に通じる概念である、と再始動の今は提起できます。

【日本語構文の論理】
・現代21世紀になっても、教育者でも解釈に難渋する日本語構文があります。 本当は日本語構文型が論理性能たっぷりなのに残念です。

例:人魚構文の例をグーグル検索してみる。
・「太郎は明日大阪に行く予定だ」…動詞文+名詞文。
・「日本人は正月を祝う習慣です」…動詞文+名詞文。
・「首相は米の輸入を認める見込みです」…動詞文+名詞文。
・「彼は今 本を読んでいるところだ」…動詞文+名詞文。
・「外では雨が降っている模様だ」…動詞文+名詞文。

現状の教育指導要領では、
・「太郎は(名詞文が動詞連体文を吸収し)予定だ」と簡略化すると、解釈を間違える。つまり「太郎は=予定だ」と単純なコプラ繋辞、=指定律だと認識してしまうのではないか。
・また「太郎は行く予定だ」と動詞-名詞文節にする解釈法もあるが、本質的な解決法ではないでしょう。
・「太郎は予定(に決めていたん)です」の事由回答かもしれません。
実際の発話の場での問いかけ文を吟味しなければ、正確な名詞述語【措定律:回答語など】を割り出せない。

例:だから人魚構文がさらに進んで、端折り文形式になると、
・「僕はうなぎだ」…主部+名詞文。(発話の場:メニュー選択)
・「彼は新幹線です」…主部+名詞文。(発話:移動手段)
・「彼女は飛行機です」…主部+名詞文。(発話:移動手段)
・「姉さんは?「台所か?」…主部+名詞文。(発話:居場所)
・「春雨ぢゃ、濡れて参ろう」…名詞文+動詞文。(発話:外出天気)
例中の名詞述語文節はすべて【報告相】述語であり、述語律の機能を感じ取れるはずです。最後の例文(濡れて)【参ろう】も動詞報告相なのです。

 この項節「日本語構文の論理」冒頭に記述した
・本当は日本語構文型が論理性能たっぷりなのに残念です。の意味は、人魚構文も端折り構文もどちらも日本語の一般共通の基本構文型に則った論理的で活発な対話形式の構文であるということです。

【基本構文の構造】は、動詞文+名詞文(用言文+体言文、または体言文+用言文)のように、単文形式ではなく複文形式を想定すべきでしょう。

【基本構文の内容構成】は、「問答文、なぞかけ文」に相当します。
・先行文=問いかけ、なぞ出し、状況・前提条件出し、…発話の場での共通の問いかけ条件を丁寧に開示することに相当します。
・後続文=答え出し、措定出し・事由出し、推定出し、…発話の場での各個人の回答出し・報告相に相当します。
・暗黙の問いかけで、「姉さんは?」「台所よ」と対話するのは、日常の会話でも「問いと答えのやり取り」を理解しているので、簡単な端折り文でも通じ合うからです。

【日本語基本構文型の構造】:問答文の構造です。
構文型の構造を想起しやすくするために、文節要素は4品詞の構文相だけを用いて構造作りをします。
(品詞記号:用言Y、体言主部T/体言述語S、構文相:①連用形②連体形③終止形)
【先行文=T①(T②/Y②)T① -Y①/Y②…】、
【後続文=S①(S②/Y②)[S① -S③/S① -Y③]。】

・先行文により主題関係の問題提示をその場に広く明示して、後続文で措定・回答や肯定/否定、推定など各個人の見解を明示する。
・後続末尾文節に注目すると、
名詞文[措定語-S③]にするか、用言文[措定語S① -Y③]にするかを選択できるような構造になっている。
・後続文の締め:-S③は報告相③と同一形態ですが、さらに時制の接辞などの報告相が付加されます。
もちろん用言の締め-Y③の場合にも追加の報告相が付加されます。

つづく…。

2025/11/29

新日本語述語文法ー再始動3

新日本語述語文法ー再始動3


・「再始動方針3」と先行研究との簡易的な比較:

 抽象的な「再始動方針3=態相/構文相/報告相の区分」に対して、直接的な先行研究との比較は簡単ではないが、参考図書を読み返した範囲で、部分的にでも「新手法」と合致する文法解釈をしている図書を挙げたい。
論点1:【名詞文/名容詞文/形容詞文/動詞文=述語文節】である:
・中島文雄『日本語の構造ー英語との対比ー』岩波書店(1987/5)
・金谷武洋『日本語に主語はいらない 百年の誤謬を正す』講談社選書メチエ(2002/1)
この2冊のどちらも「名詞文/名容詞文が述語文節である」(動詞文/形容詞文の述語文節と同様である)ことを提起している。心強い提案内容であり、確実な一歩ですが、残念ながら普及段階になっていない。

・中島本では、日本語の構文を生成文法の精密な記号法により助動詞の使用法全般にわたり表現しようと試みている。
巻末付録の助動詞の多くが報告相的な用途である、と察知されていた様子だが「構文相/報告相」の階層分けまでに達していない。

・金谷本では、日本語に主語はいらない/述語文節が優先だという明快な論点で、題(主)述構文などを推奨した。分かりやすく人気の文法だが、助動詞の使用法全般にわたる記述配分は少ない。「自動詞/他動詞の派生、識別法」の範囲を詳細解説したが、立つ/立てる、割る/割れるの-u/-e[r]u対向での-e[r]u-接辞の捉え方を自動詞/他動詞、他動詞/自動詞・交替機能で考察するのは的外れであろう。(動作完遂が起きて態相が交替することの考察が不明確です)

・「新手法」では、動詞の「述語律」を自/他では区別しない。
【自律/受律=主体の自律/客体の受律】と捉えるだけです。
【-e[r]u-接辞は「動作を自律完遂する、動作が受律完遂する、両者の条件が整合してやり遂げる=自律完遂+受律完遂=互律=可能態=-e[r]u-】、
【-e[r]e[r]u=互律完遂=結果実現=(結)果律=結果態=-ar[-]u-】、
【-e[r]e[r]e[r]u=結果浸透=果互律=受動態=-ar[-]e[r]u-】、
と解釈することで、態相概念の確立につながりました。
・述語律:互律-e[r]u-と果律-ar[-]u-/果互律-ar[-]e[r]u-の中で自律動作の要素が生きているので、実績可能性や敬語自律表現につながるのです。
・形容詞/名容詞/名詞それぞれの「述語律」を前回シリーズ:再入門/立ち戻るシリーズで提示しました。

 先行研究では「論点1:4品詞の述語文節」を発見・提案がなされたが、「述語律」へつづく発展が見られなかった。
つまり、先行研究では「論点2:述語構文論の掘り下げ」が絞り込みに進まず拡散してしまった。
「主述構文、題述構文、は/が構文、物語文/品定め文」など構文形式についての議論は多いが、確定的な結論が広く定着する状態になっていない。
【構文論】再始動の考察には、検討範囲を広げ過ぎては失敗する。
・「論点2:4品詞の述語構文相を明確にする」こと。
【構文構造に関与する文節活用形=①連用形/②連体形/③終止形であり、これを構文相と名付ける】として検討範囲を絞り込む。
・江戸期の本居春庭学派の研究による活用形名称から、上の3種類が構文構造に関与する活用形だと判断して選抜した。

具体例で説明します。

【動詞の構文相:①連用形、②連体形、③終止形】(述部要素)
例①連用形:D[i/-]θ-:書きkak[i]θ-、起きoki[-]θ-、食べtabe[-]θ-、
(θ:後続接辞なし、後続に報告相接辞を連用形で付加する場合が多い)
(可能態動詞の連用形:D[/r]e[-]θ-:書けkak[-]e[-]θ、起きれoki[r]e[-]θ-、
食べれtabe[r]e[-]θ-、已然連用形に相当する)
例②連体形=③終止形:可能態D[-/r]e[r]u:書けるkak[-]e[r]u、起きれるoki[r]e[r]u、食べれるtabe[r]e[r]u、可能態動詞にも正しく注目しよう。
(ら抜きの心配は不要で、一重可能態はすべて成立します。それよりも書けれる×kak[-]e[r]e[r]は二重可能態で疑似結果態になるから、書かるkak[-]ar[-]uとすべきです。三重可能の食べれれれる×tabe[r]e[r]e[r]e[r]u=食べられるtabe[r]ar[-]e[r]u=受動態に表現を交替させればOKなのです)

【形容詞の構文相:①連用形、②連体形、③終止形】(述部要素)
例①連用形:K[k]u:長くnaga[k]u、楽しくtanosi[k]u、こわくkowa[k]u、
(て形化報告相完了連用形:K[k]u[i/-]te:長くてnaga[k]u[-]te、
楽しくてtanosi[k]u[-]te、こわくてkowa[k]u[-]te、)
例②連体形=終止形:K[k]0i=K[-]i:長いnaga[k]0i、楽しいtanosi[k]0i、
こわいkowa[k]0i、
(た形化報告相完了連体形=終止形:K[k]ar[0i=Q]ta、イ音便促音便:
長かったnaga[k]ar[0i=Q]ta、楽しかったtanosi[k]ar[0i=Q]ta、こわかったkowa[k]ar[0i=Q]ta、)

【名詞/名容詞の構文相:①連用形、②連体形、③終止形】
例①連用形:名詞M/名容詞My M/My[+]係助詞/格助詞:
名詞[+]は/も…/が/を/に/(で)…、名容詞[+]に/(で)…、(主部要素)
例②連体形:M[+]の/なの…、My[+]な/の…、(主部要素)
例③終止形:M/My[+]である/です/だ/でございます/…、(述部要素)
(名詞述語文節の述語律は、報告相【叙述よりも発話者の判断/意向の表出】を目論んだ表現です。用言でも構文相②連体形から文末の名詞③終止述語に係り修飾することで報告相③終止形で結ぶことも多い)

【名詞述語文節の述語律:指定律/措定律/推定律/伝聞律、】(報告相)
・名詞/名容詞の③終止形は、報告相③終止形と同一であり、名詞の種別を使い分けて、述語律の意味付けを表現することができる。
例①指定律:固有名詞/職能名詞/分類名詞[+]de([×]ar[i]ma)s[-]u=des[-]u、
例②措定律:普通名詞(回答語)/事由名詞(わけ/はず)/形式名詞(の/なの)[+]des[-]u、/[+]de[+0yθ]wa[+]ar[i]mas[-]e[-]n=[+]dya[+]ar[i]mas[-]e[-]n、
例③推定律:推定名詞/用言②/③[+]you/rasi[k]0i[+]des[-]u、
例④伝聞律:事象名詞/用言③[+]sou[+]des[-]u/[+]sou[+]d(e[×])a(r[-]u)、

つづく。 次回は【報告相】残りと、【基本構文型】についてです。

2025/11/21

新日本語述語文法ー再始動2

新日本語述語文法ー再始動2

・再始動の方針:(2025/8/〜/11/ ) つづき
 前回の「新手法の再始動1」で方針1、2を長考の末に解説しました。方針3は、さらに「抽象度が高い」考察になるでしょう。
 通常とは逆さまに「辞典巻末付録に載る助動詞一覧表:附属語」を俯瞰しながら構想しています。
・助動詞一覧表の助動詞は、第一義として「述語文節を生成する」接辞群であり、述語文節とは何かを腑に落とし込む必要があります。
・述語文節とは、「主張する事象/出来事/実体が、どうする/どうなる、どんな状態か/安全か、断定か/否定か/推定か/伝聞か、完了か/過去か、肯定意向か/否定意向か」という意識・心理判断を聞き手に向けて表出・報告する文節です。

・再始動の方針3:
3)助動詞の使い方には:3つの階層があります。
 まず、付録の助動詞一覧表を検証します。
通常より深く意識的に機能階層を明確にしておきます。
・態相、構文相、報告相、の3つに区分します。
(報告相は文字通り報告表明する機能であり、報告/連絡/相談の合成語:報連相ではありません)


①第1階層は、態相(動詞の態語幹を生成する接辞群):-e-、-ar-、-as-、の3つの接辞が動詞と連結します。(態相は動作やり取りの対向関係の明示に寄与するので、基本的には動詞活用だけに関与します)
・態相:態の三系四態(能動系D[-/r]u:能動態/可能態/結果態/受動態)、
(強制系D[-/s]as[-]u:強制態/強制可能態/強制結果態/強制受動態)、
(使役系D[-/s]as[-]e[r]u:使役態/使役可能態/使役結果態/使役受動態)、
態動詞システムは整然たる構造なのだと、新手法で提案してきました。
(古語時代には、-ay-:自然可能、-ak-:無律化、の態接辞も使われた:iw-ay-u[r]u;いわゆる、iw-ak-u:いわく。この接辞は[-/y],[-/k],の連結子音として[-/r],[-/s],と共に現代語の中でも潜在して活用されています )

②第2階層は、構文相:構文生成の順序を文節自体に目印を付ける役割の活用形で、①連用形/②連体形/③終止形の3種の活用群にしぼることを提案します。(それ以外の未然形/将然形/…/命令形は報告相階層です)
・主要4品詞:名詞/名容詞/形容詞/動詞、が構文相の文節活用形を作ります。(特に名詞は①連用形/②連体形では主部要素の機能ですが、名詞の③終止形になると述語文節:報告相として機能します)
・構文の基本構造を見つけ出すには、3つの構文相文節の並びを認識するのが早道です。

③第3階層は、報告相:文意判断を受け手に明示する述語文節群であり、この概念的区分を新たに設定することを提案してきました。(未完成でしたが)
・繰り返しになりますが、「述語文節とは何か」を腑に落とし込む必要があります。(述語文節とは、「主張する事象/出来事/実体が、どうする/どうなる、どんな状態か/安全か、その断定か/否定か/推定か/伝聞か、完了か/過去か、肯定意向か/否定意向か」という意識・心理判断を聞き手に表出・報告する文節です。構文の文章主体が表出する心理判断の場合もあるし、別人格:文章の記述者/発話者が唐突に自身の心理判断を表出してしまう場合もありえます。細心の注意が必要になります)

・再始動方針と「新手法」現状の到達成果の比較:
 「態相/構文相/報告相の「3つの階層」概念はどれだけの成果をあげたのか?各階層の現状を見ておこう。

【態相】:態の三系四態を提起した=現状の「五段/一段両方とも可能動詞を派生OKとの「世論動向を支持する根拠」を提示できた。

【構文相】:文章生成に関与する文節活用を①連用形/②連体形/③終止形の3つに絞って注目することを提起した=現状の「日本語口語での基本構文型を「一つの共通文型にして」提起できた。(対話の場の基本構文型=先行質問文−後続回答文=自問−自答文の形式が基本と想定できる)

【報告相】:報告相の接辞・助動詞も構文相活用形を持ちうるが、終止形しかない接辞もある。文末心情吐露の報告接辞なので終止形が似合います。報告相の概念は構文の読み手/聞き手に判断心情を報告することであり、構文構造にどんな関与をするかは、報告接辞の使い方(構文相活用)による=現状の「助動詞「3階層」の概念を提起するのは全くの少数派でしかありません。

つづく。
 次回は「助動詞を3階層に分けて分析する」先行研究を参考図書で調べた結果を記述します。

2025/11/18

新日本語述語文法ー再始動1

新日本語述語文法ー再始動1

 このブログで連載してきた「新述語文法「新基本構文型」の再入門シリーズ、立ち戻るシリーズの後を受けて、今回は再始動シリーズに挑戦したい。

・再始動の方針:(2025/8/〜/11/ )
 新手法を標榜する本稿なので、通常とは逆さまに「辞典巻末付録に載る助動詞一覧表:附属語」の使い方から学習を開始するつもりで、現在の学習知識をもとに「助動詞から遡上する方式」で「自立語とのつながりの文法規則:文節機能の規則」に迫ってみようと考えました。

 「再始動の方針の骨格」には、次に示す新手法の基本要件を既得知識として採用します。
この「再始動」から読み始める方に対しても歓迎したいので、骨格に幾分の肉付けをして解説します。

1)日本語の基本構文の構成要素が:
文=文節+文節+文節+文節+…という文節の集合体が構文構造であり、
これら文節とは、文節=自立語(主に次の4品詞:名詞/名容詞/形容詞/動詞/…)+附属語(助詞/助動詞…)の膠着(3種:複合/縮約/派生屈折)という連結作用によって生成されます。
 つまり構文とは役割を与えられた文節が連続して文章の意味を作り出す構造なのです。
構文内の文節が相互に果たす文法的規律(主部/述部/…の関係力)など:附属語の意味に従うことも多いが、どんな自立語と附属語を連結・膠着させて文節を作り出すのかが重要な言語活動になります。

2)日本語の膠着方法は:3種類の膠着を使い分けます。
①第1膠着は、名詞の活用などに使う=複合[+]の形式です。
例:文法=文[+]法、小雨=小[+s]雨=ko[+s]ame、居酒屋=居[+zθ]酒[+0a]屋=i[+zθ]-sake-[+0a]+ya=いざかや、太郎[+](は/が/に/を/…)など連声・連濁を含めての、主として単語[+]単語、単語[+]助詞の複合[+]機能で連結し文節化します。
②第2膠着は、主に名詞の終止形文節などで多用する=縮約[×]の形式で、(カッコ内範囲)を縮約する。

例:asa[+]d(e[×])a(r[-]u)=朝だ/朝である、asa[+]de([×]ar[i]ma)s[-]u=asa[+]des[-]u=朝です…
(名詞述語形では、[+]de[×]goz(a)ar[0ii=I]mas[i/-]ta(r[-]u).=でございました、など膠着3種を全活用する)
③第3膠着は、主に動詞/形容詞の活用に使う=屈折派生[ / ]の形式です。
自立語語幹[ / ]助動詞接辞との接続点で、子音/子音、母音/母音の衝突を回避するため、[挿入音素:6種類]を選択肢として配置します。
・動詞の例:書く/起きる/食べる=kak[-/r]u=kak[-]u、oki[-/r]u=oki[r]u、tabe[-/r]u=tabe[r]u、(一般形式:D[-/r]u)
のように[挿入音素:[無音/子音]または[母音/無音]]を選択演算する方式です。
挿入音素=[a/-]、[i/-]:2種と、[-/r]、[-/s]、[-/y]、[-/k]:4種の6種類が活用意味に応じて使い分けられます。

例:打ち消し助動詞[a/-]na[k]0i:kak[a]na[k]0i=書かない、oki[-]na[k]0i=起きない、tabe[-]na[k]0i=食べない、
例:意向・勧奨の助動詞:[-/y]ou:kak[-]ou=書こう、oki[y]ou=起きよう、tabe[y]ou=食べよう、
(選択演算式の[挿入音素]記号により、一般形式:打ち消し=D[a/-]na[k]0i、勧奨=D[-/y]ou、と表現できる)

・形容詞の例:形容詞語幹(K)は母音終わりなので、常に[-/k]=[k]であり、重い/楽しい=omo[k]0i/tanosi[k]]0i=(一般式:K[k]0i 表記、0:前音消音)、

打ち消し例:重くない/楽しくない=K[k]u[-]na[k]0i、意向・推量の例:重かろう/楽しかろう=K[k]ar[-]ou、と一般表記から、発話の  omo[k]u[-]na[k]0i、omo[k]ar[-]ou / tanosi[k]u[-]na[k]0i、tanosi[k]ar[-]ou を引き出せる。

 以上、新手法での文節の生成方法の基本考察を記述しました。
・要点は、名詞、名容詞、形容詞、動詞の自立語を文節活用させるには附属語との連結(3種の膠着法)が必要であること。
・3種の膠着法:[膠着記号]=複合[+]、縮約[×]、屈折派生[ / ]で明示する学習法を提起しました。(イ音便、ウ音便、などの表記方法:別途解説予定です)

 つづく。
 次回は再始動の方針3番目:助動詞の使い方(3つの階層)について考察します。

2025/07/16

「日本語の基本構文型」再入門(5-立ち戻る)

「日本語の基本構文型」再入門(5-立ち戻る)

 「日本語の基本構文型」再入門(連載,2,3,)に対する追加記事を書きます。
・前回(4-立ち戻る)のつづきとして「なぜか現代の国文法には抜け落ちている重要法則」の2つ目を記述します。

 「【抜け落ちている】重要法則 2)を」「新手法」で見える化すると、
2)文節の係り受け法則(構文の構造):文節をどのように連結して、文章構造を生成するのか、という基本概念について明確な法則ができていない。
・文節の種類:自立語(体言/用言)+付属語(助詞/助動詞)、
・文節の構造:前回の重要法則 1)に詳細説明を載せて、膠着語の活用法として見える化した。
重要法則 2)は、かな文字でも「文節や構文」を分析できるはずなのに、
構文内での文節の係り受け、文章構造の生成法則が明確にされていない。

・重要法則 2) は、「新手法」で見える化すると下記の3つの要素を含むものです。
【文節の構文相】:体言/用言ともに「係り受け活用相」を①連用形/②連体形/③終止形に限定してよい。
例:用言文節の構文相:動詞語幹D受動語幹[-/r]ar[-]e打消語幹[-]na[k]ar完了語幹[0i=Q]ta③終止形/②連体形、
(ほめ-られ①な-か①った③/②:部分部分で構文相を決めても好いが、全体でY③/②と把握するべき)
例:体言文節の構文相:名詞[+]助詞(格助詞/係助詞/…)①連用形、名詞/名容詞[+]の/な/なの②連体形、
 体言補語[+]である/だ/であります/です…③/②終止形/連体形。

【文節の報告相】:未完成の概念ですが、基本的には態接辞は動詞語幹に優先付属し、それ以外の付属語が文末に配置し「肯定/否定、完了/過去、希求/勧奨、推定/伝聞」など判定詞に相当する活用形を報告相と言う。文章発話の意思・意向を表出する付属語活用であり、報告相も構文相①連用②連体③終止を持ちます。
体言補語の③終止形は構文相と報告相の二役を持つことになる。

【基本構文型とは】:文節の構文相を使い日本語の基本構文型を明示する。
・先行(質疑)後続(応答)文を基本構文の原型とする。問答文の形式を想定すると分かりやすい。
「新手法」の選択演算子方式で①連用形/②連体形/③終止形を配置して記号提示することで、作文しやすくなる。(接続詞、接続助詞、などは…空白扱い?名詞扱い?で演習する)

・「問答文」を日本語の基本構文とする理由は、「ウナギ文・人魚構文」など特有の構文を含む即答文/回答文/陳述文を一括して解説できる構文形式に相当するのは、これしかないと考えたからです。
【日本語の基本構文型】:体言T/用言Y/体言補語S、連用形①/連体形②/終止形③で記号化する。
・T①(T②/Y②)T①-Y①/Y②…S①(S②/Y②)[S①-S③/S①-Y③]。(先行文…後続文、の形式)
(記号注:( )要否選択、/択一選択、[  ]範囲整理、に従い選択作文する)
・先行文の後半T①-Y①/Y②と後続文の後半[S①-S③/S①-Y③]をもっと深く考察するなら、さらに類似の形態に収れんさせられるかもしれない。

【自問自答の基本構文】
・『岩波古語辞典補訂版』によると、
「係助詞:は/や:の前に疑問詞を置かない、承けない。疑問詞を承けるのは、か/ぞ/(し)/も、である。
(古語時代ではまだ、が格助詞が定着していなかった)現代では「は/が構文」が定着しているから、
日本語は疑問詞を文頭に置かず、
・「これはT①、誰が?T①こわしたY②のか」というのが普通なのだろう。(場の疑問、内心の質問)
即答文なら「(これ/こわしたの)はT①…太郎-S③です」と答えるでしょう。(場への回答)
・「僕はT①何を?T①注文したいY②のか」というと、(内心の自問、場の質問)
即答文なら「僕はT①…ウナギ-S③です」と答えるでしょう。(場への回答)
・「花子はT①何が①弾けるY②のか?」(場の疑問)
即答文なら「花子はT①…[ピアノ-S③です/ピアノがS①-弾けますY③]」のどちらか…(場への回答)

 この構文型:「◎◎はT①:先行文…後続文〇〇−S③/〇〇S①−Y③」は、日本語の論理として充分に理想的です。(後続文:〇〇−S③=〇〇S①−Y③:場の回答として同意義相当であることが多い)
・構文の解析の進歩には、構文相〜報告相の連携した区分/整理が必要であり、特に報告相(態接辞以外の助動詞)の活用法を如何に扱うと好いのか、さらに考察したい。


おわり

2025/07/06

「日本語の基本構文型」再入門(4-立ち戻る)

「日本語の基本構文型」再入門(4-立ち戻る)

 「日本語の基本構文型」再入門(連載,2,3,)に対する追加記事を書きます。
・連載初回の冒頭に、「なぜか現代の国文法には抜け落ちている重要法則がある」と書き出し
ました。(ここへ立ち戻って再入門しましょう)
本来は、重要法則を立て直して国語文法が論理的に一貫性を持つようにしたいのです。

つまり、文語文法・口語文法を別々の法則で扱うのでなく、進歩した現代文法の法則が文語/口語の両方を一気通貫で説明し尽くせることを期待します。
・古語時代からの語彙を『古語辞典』で見ていくと、試行錯誤を繰り返しながら自然言語として発展し定着する言葉の流れが感じられます。

 しかし、現代文法では重要法則の立て直しができていません。
国語学の視点も、古代から近世・現代までの通時的一貫性を探り出そうとする目標意識は希薄です。
文法に必要な重要法則を見失って久しいから脇道に遠く迷い込んでしまい、戻れません。

 「抜け落ちた重要法則」を「新手法」で見える化すると、2つの重要法則の不在状態が明確になります。(これを立て直すことから手をつけるべきだと目標を立てました)
まず一つ目の重要法則の立て直し、その得失を考察しましょう。

1)膠着語の活用文法を確立すべきである。(ローマ字つづりで接合部分を解明する)
日本語の膠着活用には=3種類の膠着形式がある([ / ]派生/[+]複合/[×]縮約)。

【用言の活用:語幹に短接辞:助動詞を密結合[ / ]派生】して述語を生成します。
例:動詞語幹D[-/r]u=kak[-]u/tabe[r]u=書く/食べる:すべての規則動詞の終止形。
([/]派生は本格的な屈折語的な語形変化・密結合です)

【体言の活用:単語に[+]助詞(格助詞/係助詞/体言単語/接続助詞など)を疎結合】して、主部要素を生成します。
例:居[+]酒[+]屋=i[+zθ]sake[+0a]ya=i[+zθ]sake[+0a]ya、反[+]応=han[+n]ou=hannou、
兄弟[+]で絵本[+]を=kyoudai[+]de ehon[+]wo、(本格的な膠着語的な語形変化・疎結合です。
注:後音消音記号’θ’、前音消音記号’0’、連濁・連声など[+]複合に含めます)

 また、体言補語が終止形の形態になると、述語要素にも変身し二役化するので、
【補語名詞[+]で[×]ある=です/だ/であります、などの判定詞を膠着し】述語となります。
例:補語名詞[+]判定詞:名付け指定、事由・回答語措定、推定・伝聞、
(~形式名詞)[+]判定詞:肯定:(~の)[+]d(e[×])a(r[-]u)=[+]da=[+]de([×]ar[i/-]ma)s[-]u、
:否定:(~の)[+]de[×0yθ]wa==[+]d[y]a[-]na[k]0i=[+]d[y]a[+]ar[i/-]mas[-]e[-]n、

(判定詞の範囲内で[+]複合、[×]縮約、[/]派生の全膠着種類が使われます)

 これが膠着言語の用言/体言の四大自立語が活用形を造り出す本当の姿です。
これを確立すると、以下の接辞:助動詞などの形態素を明確化・文法化できます。
・挿入音素:[連結母音/無音]=[a/-],[i/-],2種類、[無音/連結子音]=[-/r],[-/s],[-/k],[-/y],4種類、
・態接辞:-ar-,-as-,-ak-,-ay-,4種類(已然形:-e-も態接辞機能を発揮する)
(連結子音と態接辞の子音要素との対応関係を考察すると、両者が意味と役割を共有していると推定できる。これで接辞の意味不明が解消して、文法の通時的進歩に小さな寄与を期待できます)
・動詞膠着活用を語幹Dに+[-/r]uで表記すると、
「書く:kak[-]u、食べる:tabe[r]u、のような[挿入音素]形式の選択演算子での演算を」個々人が実行したうえで発話していることを明示できます。すべての規則動詞の原形・終止形をD[-/r]u表記一つで開示できる方法なのです。
・特に並行概念を選択括弧に[並/置]し雛形明示する形式なら、学習の場での応用範囲が広いはずです。

 折角の立ち戻り投稿なので、「1つ目の重要法則の「機能」がどのように
・適時有効だったか=進歩寄与、
・法則の理解不足があり勇み足=誤審・迷走、
・法則に反した踏み外し=退歩・錯誤、などが発生したか、
歴史的実例を詳しく分析しておきたい。
(2つ目の「抜け落ちた重要法則」は次回に回します)
もちろん、「重要法則を【立て直した】「新手法」には「得/利点」が満載です。反面「【抜け落ちた】ままの重要法則」には「失/欠点」だらけを記述することになります。(自然言語が発展する途上の試行錯誤の姿が遺産として残っているのですから、欠点を全否定するわけぢゃありません。勇み足・踏み外しに気づいて進歩に向かうことが大事です)
実例検証:

・勇み足:先史から室町:動詞の二段活用→近世現代:一段活用に収れんした。進歩。
(二段→一段:起くるok[-]uru→oki[r]u起きる、助くるtasuk[-]uru→tasuke[r]u,)
(終止形-u-に対し-ur-u-の-ur-接辞を付加して連体形、-ur-e-已然形を誘導したのが二段活用であり、厳密には何世紀にもわたり勇み足の迷走であった。国語学はまだ迷走中で、-ur-接辞?を-u[r]u-として分解もできていません。
==本当は先史時代で、応急措置として、-u-終止形のうしろに-[r]u-を追加して「動作終止の状態」を強調する窮余の一策だったと解釈するべきでしょう。-ur-接辞ではなく-u+[r]u-なのです。これなら、二段已然形活用:-u[r]e-を問題なく派生できますから)
・勇み足:同じ二段→一段革命で、起きるok-i-[r]u、助けるtasuk-e-[r]u、のように
連用形の -i-、-e-、連結母音が語幹にくみこまれ、さらに-[r]u-付加することで活用形が近世型になった。

[挿入音素]の文法則が公開知識になるとき、動詞活用は、
・子音末語幹[挿入音素]接辞:[a]未然、[i]連用、[-]u終止・連体、[-]e已然、
・母音末語幹[挿入音素]接辞:[-]未然、[-]連用、[r]u終止・連体、[r]e已然、
・共通表示:D語幹[挿入音素]接辞:[a/-]未然、[i/-]連用、[-/r]u終止・連体、[-/r]e已然、
と整理された一行一覧表で学習できるようになる。

==勇み足・踏み外しを防ぎ、進歩に寄与する文法則にするには、
・起き:ok-i-の-i-い連用音:動作始めの様子で動作の意味が推定できる。
・助け:tasuk-e-の-e-え已然音:動作が進展完了した時点で動作の意味が推定できる。
という意味の原則を適用できるのではないだろうか。
(ok[a/-]やtasuk[a/-]は意味をなさない)
公開知識にしていくことが自然言語の進歩なのでしょう。

・踏み外し:住まば都sum[a/-][+bθ]wa miyako.:住むなら(便利な)都がよい。
 この用法は-aba-が接辞だと勘違いした錯誤です。
一方、住めば都:sum[-/r]e[+bθ]wa miyako.:住んでしまえば そこが都。
已然形の-e[+bθ]waは-e-接辞と助詞+は、の膠着ですから意味が通じます。
例:食べればtabe[-/r]eba 食べれるtabe[r]-e[r]u、試せばtames[-/r]eba 試せるtames[-]-e[r]u 試せる。
已然形の条件設定なら子音末/母音末語幹にも対応できます。しかし、これが近世の二度目の大きな踏み外しを招きました。
(近世の国語学では-e-接辞の已然力の本当の意味に対する徹底理解が不足していた)

・踏み外し:口語文法を制定する際に、已然形:-e-を外し「仮定形:-eba-」に置き換えてしまった。
-e-已然接辞の意味本質を汲み取れないままに「可能態:-e[r]u-」と「仮定形:-eba-」を併存させてしまった。
・なぜこれが大失敗か、一見すると正しく活用できるように見える、が
=「可能態:D[-/r]e[r]u:住めるsum[-]e[r]u、食べれるtabe[r]e[r]u」が派生できること、
=「仮定形:D[-/r]e[+]ba;住めばsum[-]e[+]ba、食べればtabe[r]e[-]ba」が派生できる。

・実際には、日本語の-e-接辞は非常に使い勝手がよくて、
例:流るnaga[r]u→流れるnagar-e-[r]u、離るhana[r]u→離れるhanar-e-[r]u、二段→一段への進歩にも大役をはたした。
(この-e-[r]uは微妙な接辞であり、意思動詞につくと可能態を呼び起こし、無意思動詞なら完了状態への移行描写の意味なのです)
・一段化が始まると、可能動詞が同時に始まるのは当然であり、五段/一段ともに可能態を正式に認定すべき法則です。
むしろ「仮定形-e[+]ba、-[k]e[r]-e[+]ba」を禁止し、終止形[+]nar[a]を仮定形に推奨すべきだったのです。
(近世の国語学に-e-接辞の真の理解者がほとんどいなかったからでしょう。-eba-自体の生まれは正しいのだが、仮定役を与えてしまうと、-e[r]-eba,-e[r]e[r]-eba,-e[r]e[r]e[r]-eba,と完遂の仮定に仮定の繰り返しを誘発し止めれなくなります。動作完遂の熱望を仮想で繰り返す表現は止められません。-e[r]u-と-e[+]ba-が同時代併存するのはやっかいです。例:書けるkak[-e[r]u→書ければkak[-]e[r]-eba→✳書けれるkak[-]e[r]-e[r]u. 書けれるはNGで、書かるkak[-[ar[-]uというべきですが、口語では書かれるkak[-]ar[-]e[r]uが使われる)

・可能-e[r]u-、結果-e[r]-e[r]u=-ar[-]u-、受動-e[r]-e[r]-e[r]u-=-ar[-]-e[r]u、が、五段/一段ともに適用できる「態接辞の文法則」ですが、古代では-e[r]u-が成立しておらず、結果の-ar[-]u-だけが「受動」として使われていました。

・仮定形-e-ba-を使えば動作相や態相が無意識のうちに進展するのを体感的に感知してほしい…が。
さらに近世の可能態の成果を五段/一段ともに有効化する利点を制限してしまうと、言語進歩の大障害物なのです。
(これは2つ目の重要法則に関係する)

つづく。

 

2025/06/08

「日本語の基本構文型」再入門(3)

「日本語の基本構文型」再入門(3)


・連載初回記事の末尾に述べたように、補語述語文:S③終止形=S[+]判定詞などに対しての文法解釈は一筋縄ではいきません。構文相の認識だけでは文意解釈を補強できないことが分かります。

=これを解決するには、(汎用性を考慮した文法規律として、)
【構文の意味構造】:先行:質問・前提文…後続:回答・応答文、の複文形式構造、
【構文相の規律性】:【主部律】:主客対象の相互規律関係…【述語律】:主客対象に対する描写規律、
この【2項を文法化する】ことが必須条件になります。


 特に「人魚構文」などの解釈問題を起こす【補語名詞文】については、述語・述語律の概念が充分な浸透を果たしていません。正直に言うと私自身の述語律の認識は100%だが、述語形式の記号化には70%程度です。今回は述語記号化に一歩進めて100%を目指したい。(名詞文の述語概念を明示するため、述語要素スタックに積み込むのが最適か)

 


主部/述部スタック表記例:


2025/06/06

 

主部要素スタック


述語要素スタック


【述語】に注釈付記


1-


「太郎は「大阪に


【→行く【「予定」+です。】


D②M③:|補語述語文


1-


即答文……「太郎は


【:|「予定」+です。】=
=【「予定」に(決め)てます。】


M③=
=M①(D①)判定詞③


2-


「日本人は「正月を


【→祝う【「習慣」+です。】


D②M③:|補語述語文


2-


即答文……「日本人は


【:|「習慣」+です。】=
=【「習慣」に(し)てます。】


M③=
=M①(D①)判定詞③






『雪国』……「国境の
↘「トンネルを
↘「と


【:>長い】↙(左次欄へ)
【→抜ける】…↙
【:|「雪国」+であった。】=
=【「雪国」に(入っ)てた。】


K②
D③
M③=
=M①(D①判定詞③)

       






・答


解説:「アミラーゼと
↘「酵素は①
「グルコースが①’
↘「デンプンを①
↘「グルコースから
↘「形が①’
↘「セルロースは」


問題:「セルロースは
何と形が違う?」

答え:……


【→いう】②↙

【→つながってできた】②↙
【→分解するが③’, :>同じ】②↙
【→できていても、】①’↙
【→違う】②↙
【→分解できない。】③


選択肢:①デンプン②アミラーゼ
 ③グルコース④酵素。

【:|「デンプン」+です。】③


新井紀子『AI vs. 教科
書が読めない子どもた
ち』:アミラーゼ問
題。

注:主スタックの-は/
-を①句=把握容易、
-が①’句=細部解説で
難しい、重要だが。





注:構文相:①連用、②連体、③終止、D:動詞、K:形容詞、M:名詞、My:名容詞。

 「新手法」では名詞述語文節を含め、すべての述語を「述語要素スタック」に積み込むことにしたい。
(名詞+判定詞=M①D①判定詞③の意味を内包する)


主部/述部スタック表記例:芥川龍之介『蜘蛛の糸』冒頭部分


2025/06/06



主部要素スタック


述語要素スタック


【述語】に注釈付記


1-


「ある日の


【:|「事」+で[×]ございます。】


M③:|補語の述語文。


2-




「お釈迦様は「極楽の
「蓮池の「ふちを
「独りで「ぶらぶら」




【→お歩きに[+]なっていらっ
しゃいました。】



D,M①〜+nar[0i=Q]te+ir[-]as[×]
ar[0i=I]mas[i/-]ta.③


3-


3’-




「池の中に
↘「蓮の花は「みんな
「玉のように」
↘「その「まん中に
↘「金色の芯からは
↘「匂いが
↘「あたりへ」


【→咲いている】↙(左次欄へ)

【:>まっ白で、】③’↙
【→ある】↙
【何とも→云えない【:>好い】↙
【:>絶間なく】↙
【→溢れております。】


D②連体形

M③,K③終止中断形
D②→
D②→K②:>
K①:>
D③終止形


4-



「極楽は「丁度


【;|朝なの+でございましょう。】


My②〜
+nano[+]de[×]goz-ar-
[0i=I]mas[y]ou.③

 スタック分析に慣れたなら、一行表記方式にして
・「池の中に【咲いている】「蓮の花は「みんな「玉のように」【まっ白で、③’】
 「その「真ん中に【ある】「金色の芯からは【何とも云えない【好い】「匂いが【絶間なく】「あたりへ」【溢れております。③】
…というように、
「主部括弧「主部括弧」と【述語括弧【述語括弧】で識別区分けすることで、スタック意識を反映させるのもよいでしょう。

2025/05/27

「日本語の基本構文型」再入門(2)

「日本語の基本構文型」再入門(2)

 「基本構文型」再入門(連載)に対する補追記事を書き足します。

・前記事の末尾に述べたように、補語述語文:S③終止形=S[+]判定詞などに対しての文法解釈は一筋縄ではいきません。
構文相の認識だけでは文意解釈を補強できないことが分かります。
(用語注:体言T、用言Y、補語体言S、構文相:①連用/②連体/③終止、判定詞:である/だ/です/でござんす/…)

=これを解決するには、(汎用性を考慮した文法規律として、)
【構文の意味構造】:先行:質問・前提文…後続:回答・応答文、の複文形式構造、
【構文相の規律性】:【主部律】:主客対象の相互規律関係…【述語律】:主客対象に対する描写規律、
この【2項を文法化する】ことが必須条件になります。


【構文の意味構造】:人魚構文の構造の先行研究を反面教師として…
・人魚構文の例:(構文構造の基本概念を日本語流に想定していない)

例1)「太郎はT①「大阪にT① 【行くY③/②】…「【予定S③」+です。】==
=「太郎はT①…「【予定S③」+です。】…注:「半人【半魚」】的だと判じたようだ。
注:「主部要素「主部要素」…「【補語述語」+判定詞】を人魚構文と命名した言語学者が構文研究調査を行った。
東アジアを中心に20言語に用例があるとの結果報告をした。

例2)「日本人はT①「正月をT①【祝うY③/②】…「【習慣S③」+です。】==
=「日本人はT①…「【習慣S③」+です。】…これも言語学者は人魚構文と判じた。
 2009年の実情調査開始から10年かけて導き出した結論は、日本語と近似の人魚構文を持つ言語があることを実証したが、文法的な構文研究の進展は少なくて、【行くY②「予定S③」+です】、【祝うY②「習慣S③」+です】==「動詞Yと名詞Sの複合述語文」という解釈を提示した。「用言Y②体言S③」の連体修飾の拡大解釈という平凡な結論により一応の区切りをつけた。
(研究が「構文の意味構造」に気づいていないです)

・新手法の考察例:【先行文+後続文】の複文構造を原点におく。
人魚構文=「動詞文+名詞文」を特殊あつかいするのではなく、
「先行文(用言文/体言文)+後続文(用言文/補語体言文)」が【基本的な日本語の発話構文型】なのです。
・【先行文(用言文/(補語)体言文)…後続文(用言文/補語体言文)】と理解してもよい。

(先行文の…末尾には接続詞/接続助詞などを付加することがあります。また、先行文が動詞②連体③終止文末で直接的に後続文:補語体言③文につながる場合が?人魚構文?かと勘違いされるのでしょう)
・【複文形式の意味構造】:複文構造の意味を考察しよう。
1)問答形式の「質問文+応答文」を提示すると、聞き手や読み手が理解しやすい、
2)また「状況説明文+評価判定文」、「前提条件文+対応策文」などの
【論理的意味付けの構造】を確実に表現しやすいこと。
3)係助詞:「〜は」は、先行文において「表題概念に付加して提題機能」を果たし、何が疑問なのか質問文を整える。
・格助詞:「〜が」は、後続文において疑問への返答語陳述:(応答/判定/対応/推定)などを整える。

(例:「花子はT①(「何がT①」【弾けるY③】のか?)…「ピアノがS①」【弾けるY③】のです。
==返答文なら「花子はT①…「ピアノがS①」【弾けます】:となる)
・これを複主体文と呼びますが、特殊ではなく普通の例文です。
花子・ピアノが共に主部要素になる==「花子は」+【弾けます】/「ピアノが」+【弾けます】、
つまり【弾けます】が花子とピアノを共に「述語律として規律する構造」であり、これは日本語では普通のことです。
(「ピアノ・が/を/は/で…」+【弾けます】の変化形が可能なのも普通のことです)
・さらに、超即答なら(「花子はT①…)【「ピアノS③」+です】という場合も多いでしょう。文脈や発話の場では「何が弾けるのか?」が周知の状態ですから、「回答補語」だけで了解できるのです。
4)「ピアノがS①」【弾けますY③】==【「ピアノS③」+判定詞(である/だ/です/…)】の意味同等化の規律法則が細々と確立しているが、一般【述語律】の公知はまだまだなのかもしれない。(過日の「体言の述語律」再入門 投稿を参照してください)


【基本構文型の意味構造】:「新手法」で提案する【基本構文型】再入門
基本構文型=先行文:T①(T②/Y②)T①-Y①/Y②…後続文:S①(S②/Y②)[S①-S③/S①-Y③]。
例1)「AはT①【殴られたY②】「BにT①」…【復讐したY③】=
=「AはT①【(T②/殴られたY②)】「BにT①」…:[S①-S③/S①-【復讐したY③]】。
(先行前段【T②:限定修飾100%/Y②:叙述修飾80%=Y③】=Aが殴られた)、
=「AはT①「BにT①」【殴られてY①/Y②】…「BにS①」【復讐したY③】。
(これは丁寧ですが、散漫な叙述に感じます。どちらの解釈も、AはT①【殴られたY②】/BにT①【殴られたY②】=、【殴られたY②】が主客共に規律します)

例2)「こんにゃくはT①」…【太らないY③】=(問題ありの文章です)
=「こんにゃくはT①」(【食べてもY①】)…【太らないY③】(食べても:受律で意味補充するも問題は残る。こんにゃく自身が【太る/太らない】かの話題ではないから)
==「こんにゃくはT①」(「人がT①【食べてもY①】)…【太らないY③】または、
==「こんにゃく:ではT①」…【太らないY③】(こんにゃくで:具材扱いにすると、(潜在する人間が 食べて)【太る/太らない】の判断している叙述になります)
・(「人はT①/「こんにゃくでT①」)【太らないY③】:意味が共に成立する「主部律と述語律」が照応し合う文章が理解しやすいのです。
==「こんにゃくで・はT①」…【太らないY③】。(具材:こんにゃくに焦点を当てた表現が簡潔で印象的になる。おすすめします)


【基本構文型の意味構造】と【主部律:述語律】の両方の文法則を普及させるのが必要条件なのでしょう。
・言語学者が「人魚構文」だと驚くことがなくなるようにしたい。
・日本語が「主語律:主語・述語の一本槍」ではなく、「複数主部要素・述語の千手観音的照応規律力」=
=「複数主部要素・述語の熊手型照応規律力」の言語なのです。

つづく。

2025/05/21

「日本語の基本構文型」再入門(連載)

「日本語の基本構文型」再入門(連載)

 新日本語述語文法−再入門(8)に対する補追記事を書き足します。
まず、なぜか…現在の国文法で抜け落ちている重要法則を明示します。
・「基本構文型」を発見するための「必須の要件」を手に入れることになります。
(目標は簡単簡明な法則で汎用的に使える「一行表記の「基本構文型」の提案です)

・抜け落ちた重要法則(活用=膠着):(新手法の解釈で重要法則を見える化すると)
1)膠着語の活用規則=膠着に、[ / ]派生/[+]複合/[×]縮約の、3種類の区別があり、
【用言の活用】には語幹に密結合:短接辞を[ / ]派生で組み込む規則が採用されている。
・動詞語幹(用言の活用)=動詞語幹[挿入音素]接辞[挿入音素]接辞…挿入音素:6種。
(挿入音素:[連結母音/無音]=[a/-],[i/-],2種、[無音/連結子音]=[-/r],[-/s],[-/y],[-/k],4種)
(例:抜いたnuk[0i=I]ta=nu[I]ta、抜けたnuke[i/-]ta=nuke[-]ta:イ音便[0i=I]の一つ)
・形容詞語幹(用言の活用)=形容詞語幹[-/k]接辞[挿入音素]接辞…:[-/k]=[k]。
(例:暑いatu[-/k]0i=atu[k]0i=atu[]i、暑かったatu[k]ar[0i=Q]ta=atu[k]a[Q]ta=atu[k]a[Q=t]ta)

【体言の活用】には単語を疎結合:[+]助詞(格助詞/係助詞/体言単語/接続助詞など)を付加して、
名詞文節の役割(主部要素か/補語述語要素なのか)を明確にします。
・名詞(体言の活用)=名詞[+]名詞、(連濁連声も記号化:’θ’後音消去、’0’前音消音)
(例:居酒屋i[+zθ]sake[+0a]ya=izakaya、反応han[+n]ou=hannou。)
=名詞(主部要素)[+]が/を/に/で/は/…:①連用形、[+]の/なの/な/…:②連体形。
=名詞・名容詞(補語述語要素)[+]判定詞=[+]である/だ/です/…:③終止形、
(例:③終止形=M/My [+]d(e[×])a(r[-]u)=[+]da, [+]de([×]ar[i/-]ma)s[-]u=[+]des[-]u…など、
[×]縮約は、判定詞の中で使われ慣用句の接辞を恣意的に簡略/縮約して定着したもの)

2)文節の係り受け法則(文の構造):文章の中で上記の体言、用言を活用させて相互の係り受け関係を解釈する法則を
「新手法」により見える化すると、
【文節の構文相】には用言:Y/体言:Tともに「活用の「①連用形「②連体形「③終止形」に注目して構文構造を構成してみる。
(接続詞、接続助詞、などは…空白扱い?名詞扱い?で演習)
・特に体言:T③終止形は、補語体言:S③終止形ですから、述語体言:S③なのです。
・文=僕はT①…ウナギS③です。:係り受け関係は、T①…S③の主述関係です。
(係り受け関係が明確でも主述関係に疑義?があります。主述関係の法則が不足です)
・文=僕のT②…ウナギS③です。:係り受け関係は、T②S③:Tの分身関係です。
・文=僕はT①…ウナギ[をS①/のS②]注文S③です。:T①…[S①/S②]S③の主述関係です。
(注文S③です=注文S③に(し)ます=ウナギS③に(し)ます、と同等の補語述語文です)

【構文の構造】は、体言T/S(名詞・名容詞)/用言Y(動詞/形容詞)の4つの自立語に注目して、
その活用文節を【構文相】の区分(①連用/②連体/③終止)で識別表記すると、係り受け関係の構造を明示できます。
各種の構文例を【構文相】で表記していくと共通的な構文構造が発見できます。
これを「新手法」では、一行形式で表記できる汎用【基本構文型】としてまとめることができました。(順次、開示します)
・しかし、前節のように補語述語文:S③終止形などに対しては構文相の認識だけでは文意を補強できないことが分かります。

=これを解決するには、(汎用性を考慮した文法規律として、)
【構文の意味構造】:先行:質問・前提文…後続:回答・応答文の複文形式構造、
【構文相の規律性】:【主部律】:主客対象の相互規律関係…【述語律】:主客対象に対する描写規律、
この【2項を文法化する】ことが必須条件になります。

(『日本語の述語文法』(2024/06)創作時の考察順序では、【主部律、述語律】がはじまりであり【構文構造、構文相】、【構文の意味構造、述語律との関係】へと進むことで、「新手法」全体像が見えだしました)


つづく。(「用言/体言の述語律 再入門」はすでに直前ブログに補追投稿済ですから、次回では「構文の意味構造」について続けます)

2025/05/11

「体言の述語律」再入門

「体言の述語律」再入門

 新日本語述語文法−再入門(3)に対する補追記事を書き足します。
(再入門(-7/-8)にも関連します)

なぜ、【述語律】の解明が必要なのかを明らかにしていきたい。

・【体言(名詞/名容詞)の述語律】とはどんな機能なのか…用言述語の類推で言うと、
=膠着方式や形態は名詞であるが、機能は:【名詞=動詞的】、:名容詞=【形容詞的】な働きをする。
(述語としての名詞=名(動)詞的、名容詞=名(形)容詞的と呼ぶのが機能に適合する)
文末名詞文:補語/述語文の【述語律】を正確に文法化したい。再入門しましょう。

・名詞補語の【述語律】を新たに4種類に区分します。
新たに報告相を提起するにあたり、4種類=指定律/措定律/推定律/伝聞律としましょう。
(3種類=指定律/措定律/推量・伝聞律との定義でしたが、推量を推定律に独立化します)

 いくつか簡単な例文(「主部1「主部2「主部3…「【補語体言述語」+判定詞】で示す)を掲げると、
1)「こちら/「課長の/「【固有名詞」+です】。:【指定律】固有名詞/役職名など、+判定詞:である/だ/です/…([+]d(e[×])a(r[-]u) /[+]de([×]ar[i/-]ma)s[-]u /…
2)「親切は…「結局/「君自身の「【ため」(なの)+です】。:【措定律】事由/形式/回答名詞/はず/わけ/こと/もの/…など、+判定詞:n(i[×])a(r[-]u)[+]の+です。
2’)「僕は…「【ウナギ」+です】。:【措定律】鰻屋での注文回答名詞、+判定詞。
2”)「太郎は(「何で?/「大阪に【行く】)…「【予定」+です】。:【措定律】理由回答名詞など、+判定詞。(会話では問答文/応答文が基本ですから、回答語のやり取りに対して敏感になるはすです)
2”’)「桜並木は「格段に「【にぎやか/きれい」+です】。:【措定律】名容詞で情景形容+判定詞。
3)「太郎は「大阪に」【行く】…「【よう/らしい」+です】。:【推定律】事態の推定形式名詞/らしい形容詞/など…+判定詞。
3’)「太郎は「大阪に【行き:ik[i]-】…「【そう」+です】。:【推定律】態様の推測形式名詞、+判定詞。
4)「太郎は「大阪に」【行く】…「【そう」+です】。:【伝聞律】事象伝聞の形式名詞、+判定詞。
…以上のように、先行文節に対しての【補語体言述語+判定詞】形態で【述語律】を発揮します。

 【補語体言】の形態と意味を調べてみよう。
・指定律:固有名詞/役職名/所属名/分類名/…呼称名詞を使う。(主【補呼称】文)
・措定律:事由:はず/ため/わけ/つもり/、形式:の/なの/こと/もの/、回答:普通名詞/動名詞/…即答的名詞を使う。
 (主(【補事由】/【補形式】/【補回答】)文)
・推定律:推測・推定:よう/らしい/そう/…(主【補推定】文)
・伝聞律:事象の伝聞:そう/…(主【補伝聞】文)

 【補語体言が述語に変身する】のはどんな方法なのか。
・補語体言+判定詞の膠着で補語述語になるわけだから、この両者の述語性について検証してみよう。
 【体言の述語律】は名詞の形式=固有・呼称/事由・形式・普通名詞/推定・伝聞の名詞・接辞/…で大体の意味の識別ができそうです。
 しかし、措定律の(主【補回答】文)には、言語学者から黄色カードが出されました。
・「太郎は(「大阪に【行く】)…「【予定」+です】。==「太郎は「【予定」+です】は「人間+「【?」】構文であり半人半魚の「人魚構文」だと主張して世界の言語と比較調査したようです。結果は東(南)アジアなどで20言語程度に同様構文が常用されると報告された。
 多くの日本語学者が考察を続けていますが、回答語の【補回答】文にたどり着いていないのです。(普通名詞の用途分けなどの研究が進捗してるから、まもなく気づくかもしれません)

・まだ言語学者が気づいていないことは、日本語構文の基本=「問答文」だということ。
問答の場で「問いかけ文」が共通文脈に定着潜在したら、「回答だけの「即答文=【補回答】文」で応答するのは普通のことです。
・最初に文章提示する場合なら、先行文+即答文の形式で開示するから、「太郎は「大阪に【行く】…「【予定」+です】を読むことになります。(この構文では=【行く+「予定」】だと安直に解釈してしまう。即答文の「【予定」の意義は少し異なり【行く】の修飾がなくて成立する「予定に(決め)てある」という意味なのです)

【補語+判定詞】の【述語律】:【「予定」+です】を詳細に考察する。
・補語の位置付け:問答文と即答文とでの違いについて、
1)【「先行直接修飾ありの+補語」+判定詞】=【先行文を補語が包括】+判定詞と感じる。判定詞には述語性を感じない。(しかし、「です」は繋辞ぢゃない)
=【行く】「【予定=大阪に行く」+です】。

2)【「孤立の+補語」+判定詞】=【補語の述語性/動作性】+【判定詞の潜在的述語性】を求められる。
(先行文脈が潜在していれば、補語の述語性で聞き手は共通に理解できる)
=…「【予定=を立てて」+である=に(決め)てある】=「【予定」+に(決め)てある】という解釈が【即答文=補回答文】に適合するものです。
つまり、即答文の予定=名(動)詞的に理解すべきであり、判定詞=で=にて=に(し=汎用動詞する)て、のように動詞述語的に理解すべきなのです。判定詞は繋辞ぢゃないです。
・このように【「予定」を立て+決めてある=予め定めてある】と解釈すれば、【主補受容な述語律】が立派に出来上がるのです。
・基本構文型の文末述語文節は…[S① -S③=予定です]/[S①=予定に -Y③=決めてある]の選択演算だから、「急に思いついたのではなく、前々から決めていたことだ」と主張したい意図が分かります。

(補追記事終わります)

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